誰もが心の中に、伝えそびれた言葉を墓標のように抱えて生きている。亀山コーラが描くのは、そんな未完の恋が宅飲みという密室で残酷なメロディに書き換えられる瞬間だ。鍋を囲む平穏な記号がリセットされ、憧れの彼女が友人の熱情に飲み込まれていく。
行き止まりの壁を壊して溢れ出すのは、自己犠牲の仮面を被った悲しき鬱勃起。常識という名のブレーキが外れたその夜、僕らはただ、重なり合う肌の音に耳を澄ませる。
昨日までの笑顔が、卑猥なノイズにかき消される前に。君もこの少し歪で愛おしい、青春の共鳴に触れてみないか?

COMMERCIAL COMIC
亀山コーラの僕とアイツとあの子と彼女。【BSS】
タイトルは、僕とアイツとあの子と彼女。【BSS】。サークル名は亀山コーラ。
亀山コーラが描く大学生の飲み会に潜む本能とBSSの深淵にある僕らの共犯関係
男女が集まる大学生の飲み会に、エロという名のスパイスが挟まれないわけがない。必ずどこかで下ネタがコード進行のように混ざり合い、気づけば3人、4人のグループの中で、剥き出しの肉弾戦が幕を開ける。
僕が先に好きだったのにというBSSの絶望に打ちひしがれながらも、目の前で彼女が別の男の熱量に溶けていく光景を前に、僕らは迷わず、そして恥じることなく自らを慰めてしまうんだろう。
そういえば、僕にも似た経験がある。皆が寝静まった静寂の中、あまり知らない女の子から「射精が見たい」という理由だけで施され、3度も果てた夜。そして後から、僕が想いを寄せていたあの子がその一部始終を見ていたことを知ったんだ。
そんな、取り返しのつかない多幸感と喪失感の狭間で、僕らは今夜もまた、新しい自分の貌を見つけることになる。



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